色々な狂言の解説と写真をお楽しみください。
現在、狂言は180曲ほどありますが、解説の方も徐々に増やして参ります。
石神(いしがみ)
ある男が妻に出ていかれます。妻はいつも世話になっている某の所…
鬼瓦(おにがわら)
裁判のため、長期に渡り京都に単身赴任の遠国の大名が、訴訟に勝…
柿山伏(かきやまぶし)
出羽の羽黒山の山伏が大峰、葛城で修行して帰る途中、お腹がすい…
蝸牛(かぎゅう)
出羽の羽黒山から出た山伏が、大和の葛城山で修行を終えての帰り…
神鳴(かみなり)
都で流行らぬヤブ医者が、東国へ下ろうとします。その途中、突然…
木六駄(きろくだ)
主人は、都の伯父に木六駄と炭六駄と酒樽を贈ることにし太郎冠者…
菌(くさびら)
家に大きな菌(キノコ)が生え、取っても取ってもなくならないの…
鬮罪人(くじざいにん)
主人は、京都の祇園祭の当番にあたっので太郎冠者に命じて趣向の…
口真似(くちまね)
ある人から銘酒をもらった主人は、一人で飲むのもどうかと、酒の…
三本柱(さんぼんばしら)
果報者が家を普請(新築や改築)するのに、山に柱を三本切らせて…
財宝(ざいほう)
金持ちだが吝い「財宝」という名の祖父をもつ三人の孫が、名をつ…
止動方角(しどうほうがく)
茶比べに行くことになった主人だが、一切道具を持っていないので…
清水(しみず)
主人は、お茶の会で使う水を野中の清水へ汲みに行くよう、太郎冠…
素袍落(すおうおとし)
中世から盛んになったお伊勢参り前日の華やぎを、太郎冠者の酔態…
濯ぎ川(すすぎがわ)
毎日、嫁と姑に追い使われる養子の男、この日も裏の川ヘ洗濯に行…
太刀奪(たちうばい)
北野神社へ参詣に出かけた主人と太郎冠者は、よい太刀を持った男…
千鳥(ちどり)
付けで酒を買ってくるように主人に命じられた太郎冠者が、支払が…
釣狐(つりぎつね)
猟師に一族を次々に殺された古狐が、狐釣りをやめさせようと、猟…
寝音曲(ねおんぎょく)
主人が酒宴の帰りに、たまたま太郎冠者の家の前を通りかかったと…
附子(ぶす)
山一つ向うまで出かける主人は、太郎冠者と次郎冠者に留守番をい…
棒縛り(ぼうしばり)
主人が留守になると、太郎冠者と次郎冠者が酒蔵の酒を盗み飲みす…
水掛聟(みずかけむこ)
聟が田の見回りにくると、水が隣の舅の田に取られているのに気付…