山下 守之(やました もりゆき)


1976年10月11日生まれ
十三世千五郎(五世千作)に師事

2001年、茂山正邦(現 千五郎)との出会いから十三世茂山千五郎(五世千作)に入門、師事を受ける。
2002年、郷里鹿児島に帰郷。地元で狂言ワークショップ等、普及活動に努める。
2008年、プロとしての再出発を決意、十三世茂山千五郎(五世千作)に再入門、師事。
何事も経験、それを糧に日々精進。

◎能楽協会会員
◎京都能楽会会員

趣味:微睡むこと
好きな物:コーヒー、チーズケーキ
嫌いな物:大きな犬(噛まれたから)
尊敬する人:十三世茂山 千五郎
好きな狂言:「三番三」「千鳥」「呼声」

<千五郎家楽屋話>(聞き手・西村彰朗)
京都から一番遠く離れた鹿児島の出身。家庭の事情で一度は狂言師の道を断念するが、六年後に再入門した。「ご縁ですね。弟子で他人だけど、家族のように扱っていただける、お家の暖かい雰囲気。そのおかげで今のぼくがあるのやと思います」
帰郷中に両親と祖母を失ったが、この間もアルバイトをしつつ、地元で狂言のワークショップを開くなど、普及活動に力を注いだ。
同門の5人で結成した「五笑会」では先に『三番三』を披いた。師匠の教えを受け「言葉の意味をよく考えて、お客さんに伝えること」を心がける。好きな言葉は金子みすずの詩にある「みんなちがって、みんないい」。茂山家の水にすっかりなじんだふうである。

1976年 10月11日鹿児島県日置市生まれ
2001年 十三世茂山千五郎(五世千作)に入門・師事、京都能楽養成会入会
狂言「蝸牛」のアドで初舞台
2011年 同門 増田浩紀・島田洋海・井口竜也・鈴木実と共に「五笑会」を結成
2014年 『千歳』披く
京都能楽養成会卒業
京都能楽会入会
能楽協会入会
2016年 『三番三』披く