来たる8/4(日)に開催する、千五郎・茂 兄弟会「傅之会(かしずきのかい)」の記者会を行いました。
茂の長男・蓮も参加。インタビューにも答えました。
《傅き》とは「大切に世話をし育てること」という意味があります。
これまで曾祖父や祖父、父達から伝えてもらった狂言を、自分たちで大切に育てること。
そして次の世代を大切に育てること。
この二つの意味を込めて会名にしています。
今年、昨年に引き続き2部構成の公演です。
〔1部〕は「子どもの、子どもによる、子どものための狂言会」
千五郎と茂の息子たちが中心に出演します。
わかりやすい解説を最初に茂から。
そして、山から帰ってきた弟の様子がおかしいのでご祈祷してもらったけれど??
ナンセンスが面白い「梟」を、千五郎の長男・竜正がシテの山伏。次男・虎真が兄、茂の長男・蓮が弟役を勤めます。
みんな初めての役に挑戦です。
1部のメインは、木下順二作の民話劇を狂言にした「彦市ばなし」。
彦市を千五郎、殿様を茂、そして天狗の子を千五郎の三男・鳳仁が勤めます。
鳳仁も初めての役、千五郎家の役者で小学生の時から子天狗役を勤めるのは逸平・千之丞に続いて3人目とのことです。
お子様から大人まで、初心者の皆様にもオススメの公演です。
〔2部〕は千五郎と茂がそれぞれシテ(主役)を勤める曲と、二人の共演の曲をご覧いただきます。
ツケが溜まっている酒屋から、太郎冠者は酒樽を持って帰れるのか??という「千鳥」を茂が太郎冠者、仲良しの酒屋役を宗彦が勤めます。同い年コンビの息の合った掛け合いをお楽しみに!
「飛越」を千五郎の新発意、逸平の檀家で上演します。
HANAGATAの大きいコンビ(?)が川を飛び越えたり飛び越えられなかったり??
2部のメインは、狂言の中ではドラマチックな曲「靱猿」を千五郎の大名と茂の猿曳、両シテでご覧いただきます。
千之丞の太郎冠者が大名と猿曳を繋ぎます。
猿は蓮が3度目の挑戦。
今日のプレス会出席メンバーです。
「傅之会」、是非ご来場ください!
■「傅之会」 8/4(日) 会場:金剛能楽堂
●第一部 13:00開演 (全自由席)
●第二部 16:00開演 (全指定席)
チケットのお求めは…
茂山狂言会事務局 TEL. 075-221-8371
チケットぴあ Pコード:494-143 0570-02-9999
ローソンチケット Lコード:54810 0570-084-005
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