茂山千五郎家では明治時代後期から、狂言の普及・発展を目的として、全国の学校で『狂言鑑賞教室』を実施してまいりました。戦後、欧米文化一色であった国内において、いち早く日本の笑いの文化を学校ヘ発信したのも茂山千五郎家です。
現在、一部の小学6年生の教科書に「柿山伏」が取り上げられております。
しかし、教科書で学ぶだけでは狂言の持つ本当の魅力は伝わりません。それどころか、笑いのお芝居である狂言が、逆に難しいものとして捉えられかねません。
室町から平成まで息づく真の日本文化を、直に観て、感じて、そして楽しんでいただくことが大切だと考えています。
狂言は日本演劇の源でもあり、現在でも躍動感あふれる演劇です。熟達した演者による日本の笑いを、一人でも多くの生徒さんにお届けできたらと思っております。
学校での鑑賞教室
狂言には特別なステージは要りません。あなたの学校の体育館のステージや講堂の舞台が室町時代にタイムスリップいたします。慣れ親しんだ空間でご覧いただくことで、狂言が古典芸能であることを忘れて、心から楽しんでいただけます。
修学旅行での公演
修学旅行で京都へお越しの際に、能楽堂や旅館の大広間で狂言を鑑賞していただけます。能楽堂の雰囲気でご覧いただくもよし。旅館の大広間で気軽に楽しんでいただくもよし。思い出の1ページに狂言を加えてみてはいかがでしょうか?
学校公演のお問い合せ先
茂山狂言会事務局
E-mail:info@kyotokyogen.com 電話:075-221-8371 FAX:075-221-1309