夏の風物詩。糊付け&面の虫干し

暑い日々が続いております。
みなさま、新型コロナウイルスはもちろん、熱中症など体調にはくれぐれもお気をつけください。

今年も、例年より遅めですが始まりました!
麻ものの装束の“糊付け”。
例年は7月末から8月にかけてですが、今年は梅雨明けが遅かったので今月に入ってから始まりました。
のべ10日程、若手役者が交代で作業をしています。

今日は、長袴(主に主人役が着ている装束)を中心に、午前中だけで4人で20着ほど糊付けするそうです。
干すのに場所がいるので、「干せる限り」とのことです。


逸平リーダーを中心に糊付け作業中!
BGM(?)は桂米朝師匠の落語です♪

そして今日は、面の虫干しも。
京都は天気予報によると最高38度になるそうですので、この暑さは虫干しには最適かもしれませんね。
(^^;;


面がズラリ。壮観です!


この狐と白蔵主は、8/16「千五郎の会」にて使用したものです。


右下の緑色のはカッパの「がたろ」です。愛嬌者ですね!
頭のお皿も一緒に干されています。


虫干しではないですが、狐の尻尾も干してあります。
狐の尻尾切り…( ̄▽ ̄;)

茂山千五郎家の真夏の1日をご紹介しました!!

   ‥‥ 茂山狂言会事務局 ‥‥

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