先週のライブ配信「YouTubeで逢いましょう!」は、お盆休みをいただきました。
そして、日曜日には「千五郎の会」で、千五郎が大曲「釣狐」を1日で2回するという、前代未聞の会もありました。
狂言の世界には「猿に始まり、狐で終わる」という言葉がありますが、「釣狐」は修行過程の最後に初演する演目でもあります。
では《猿》の方は?と申しますと「靱猿」の猿役を指します。この「靱猿」で狂言師の第一歩を踏み出し、「釣狐」で卒業して一人前の狂言師となって行くわけです。
そんな「靱猿」を8月の動画としてアップしました。
どうぞご覧ください。