2月7日よりクラウドファンディング「#狂言を未来へ」を公開しております。
開始3日で50%近いご支援をいただき、まことにありがとうございます。
昨年に皆さまから多大なご支援をいただき達成いたしましたプロジェクトで、多くの演目の映像データをデジタルアーカイブ化できました。
そのデータと既存の映像データ(主にDVD)を精査したところ、おおよそ30曲ほど映像に残っていない古典狂言があることが分かりました。
今回のプロジェクトはそれらを映像として残すことを目的としたプロジェクトです。
映像に残っていない演目というのは、近年上演の無い演目という事です。
「なぜ近年上演が無いのか?」は演目それぞれで違いますが、一番多いのが「障害者が登場するから」というものです。
現代の価値観の中では、これらの演目は一般の公演では上演することは出来ないでしょう。
そういった狂言を今、映像として残す必要があります。
「なぜ今なのか」と申しますと、実は昭和の終わり頃までは上演しておりました。
ですから、七五三やあきらは実際に演じたり、観たりしているのです。
この二人から伝承を受ける必要が“今”あるのです。
一気にすべての曲という訳にはいかなので、今回のプロジェクトでは3曲を上演し、映像に収めます。
プロジェクトの概要をご確認いただき、ご支援を賜れればありがたく存じます。
クラウドファンディング「#狂言を未来へ」プロジェクトチーム
茂・逸平・虎真
【#狂言を未来へ/伝承の危機にある演目を公開収録し、後世へ残したい】
募集期間:2月7日10:00〜3月20日23:00
目標金額:200万円
サイトURL:https://readyfor.jp/projects/otofu-kyogen-shigeyama2025