鈴木 実(すずき みのる)

isuzuki
1978年7月10日生まれ
茂山七五三に師事

1978年7月10日生まれ、東京都出身。2006年に茂山千三郎に入門。それまでは、大学在籍中より演劇活動を始め、関東を中心に役者・モデルとして活動。2006年にインド・ニューデリー日本文化センター開所式典記念公演に参加「棒縛り」にて初舞台。2007年京都能楽養成会に入会し研鑽。2011年同門若手と「狂言五笑会」を京都府の後援で発会。2013年に独立、記念公演にて「那須語」。2017年多賀大社にて「三番三」を披く。9月には京都宇治・平等院「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」成功祈願イベントでの「スター・ウォーズ狂言」にて『カイロ・レン』の役で出演。2020年第1回愛媛国際映画祭上映作品「内子こども狂言記」に出演。
狂言のレクチャー、解説には定評がある。
2021年より茂山七五三に師事。

<千五郎家楽屋話>(聞き手・西村彰朗)
茂山家一門では珍しい東京出身。師匠に言われ、ふだんから関西弁を使うように心がけるが、いまだに舞台でしゃべる言葉やアクセントに苦戦することも。
 大学時代から舞台活動に興味を持ち始め、卒業後は現代演劇の役者やモデルの仕事もやった。「能の観世栄夫先生が現代演劇に出られることはあっても、その逆はどうしてないのか」。ふとそう思ったのが狂言界に入るきっかけとなった。千三郎師の東京の稽古場に通う内、ズルズルっとのめり込んだという。
 「五笑会」については「自分たちの勉強の場だけではないと思う」と。「お金と時間をいただいたお客さんに何をお返しできるか。今後もそこにこだわっていきたいですね」。

1978年 7月10日生まれ、東京都出身
2006年 茂山 千三郎に入門、師事
インド・ニューデリー日本文化センター開所式記念公演に参加
『棒縛り』にて初舞台
2007年 京都能楽養成会入会
2011年 同門 島田洋海・増田浩紀・井口竜也・山下守之と共に「五笑会(ごしょうかい)」を結成
2013年 京都能楽養成会卒業
京都能楽会入会、能楽協会入会
大江能楽堂にて独立披露狂言会を開催
2015年 八坂神社奉納にて『千歳』を披く
大江能楽堂にてホリ・ヒロシ人形舞の会「雪の段」
上方落語 たちきれ線香より「小糸彦二郎ばなし」『彦二郎』役
小泉八雲 雪女より「ゆきひめ」『巳之吉』役
で出演
2017年 多賀大社奉納にて『三番三』を披く
京都宇治・平等院「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」成功祈願イベントでの
「スター・ウォーズ狂言」にて『カイロ・レン』の役で出演
2020年 第1回愛媛国際映画祭上映作品「内子こども狂言記(監督:後閑 広)」に出演
2021年 茂山七五三に師事
2023年 「釣狐」を被く